築17年になる中古マンションの床がだいぶ傷んでいたので、DIYでリフォームしました。
使用したのは、株式会社ノダのビノイエ リフォームフロアという商品。
既存のフローリングに上貼りするタイプで、DIYでもキレイに仕上がりました。
大工さんにお願いして本格的に床を張り替えるのと比べたらさすがに見劣りしますが、コストも含めて考えると我が家の場合はこれでよかったと思っています。
今回は仕上がり具合や感想などを中心に書いていきます。
まずはBefore After
まずは、上貼り前と後の写真です。

↓↓↓

どうですかね・・・。
写真だと、あんまりよくわからないですね(というより私の撮影スキルの問題かも・・・)
では、もうちょっとアップで

↓↓↓

伝わったかどうかわかりませんが、とりあえずビフォーアフターはこんな感じです。
良かったところ
素足での質感が良い
ビノイエ リフォームフロアはフローリングでよく使われている化粧シート仕上げのため、質感がフローリングと同じでサラッとしています。
床材を選ぶ段階ではフロアタイルも含め何種類かサンプルを取り寄せて検討しましたが、個人的にどうも塩ビ製のはペタペタした感じで好きじゃありませんでした。
ちなみに、加工のしやすさでいうと、塩ビの方が上でした。
これもサンプルを実際に切ったりしてみるとわかりますので、ぜひ実際に触れて比べてみてください。
カッターだけで手軽に施工
カタログ施工に特別な道具は一切必要なく、普通のカッターナイフだけでOKです。
裏面に粘着シートがついているので、ボンドや両面テープも不要です。
面取り加工でキレイに見える
例えば下の写真の部分ですが、面取り加工されているので、床材と床材の間にちょっとした溝ができます。

面取り加工がないものだと、この溝がなくて平らになります。
例えば、レストランとかショッピングセンターとかの床を想像してもらうとわかりやすいですが、一見木製の模様になっていても平らですよね。
溝があった方がフローリングっぽさがあるかなと思ってます。
価格が安い
1㎡あたり4,000円程度はかかるので部屋の広さによりますがそれなりにコストはかかるのですが、業者に頼むのに比べてはるかに安いです。
もっと安い床材もありますので、徹底的にコストを下げることもできると思いますが、毎日生活する場所なので納得できる質感のものを選んだら、我が家の場合はこれになりました。
注意点
「良かったところ」に対して「悪かったところ」とまでは思わないのですが、いくつか注意点をあげます。
凸凹部分の施工が難しい
ドアの部分とか、いかにもめんどくさそうな形をしてますよね。

こういう所とか。想像通りめんどくさいです。
あと意外だったのが、部屋ってもっとキレイな長方形をしていると思ってました。
図面上は長方形の部屋でも、台形をしてたりするんです。
数mmの誤差なので台形っていうのは大げさな言い方なのですが、端っこの一列とかを貼るときは微調整が必要になることがあります。
やり直しができない
裏面の粘着シートがかなりしっかりとした粘着力を持っていまして、一度貼り付けると剥がすことができません。
微調整すらできません。
どうしてもということなら無理やり剥がすことはできますが、床材は折れてしまうし粘着シートも床に残ってしまうので再利用はできなくなります。
床に残った粘着シートも丁寧に剥がしていけばキレイにすることはできますが、かなり時間と手間がかかります。
…と言いつつ、何度か間違えて貼ってしまってやり直したのですが、結構大変でした。
使用感
子どもがちょっと物を落としても傷になったりしません。
重いものを落としたり、引きずったりするとさすがに凹みができますが普通のフローリング程度の強度はあります。
また、上にも書いた通り、触り心地というか質感は結構気に入っています。
素人仕事なので多少端っこの処理が甘いところもあったりしますが、家具などで隠れてしまっているので普段は気になりません。
DIYの達成感みたいのも含めて、なかなか良かったなと思っています。
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